ホーム アクティブ倶楽部とは? 会員登録 お問い合わせ
学ぶコンテンツ
トップページ > 食材辞典(食養学) > 大豆(ダイズ)
大豆(ダイズ)
野菜、穀物の部

10月頃ですが、確実に新豆を買うなら1月ごろがおすすめ
老化のスピードを抑え脳の若さを保ち、更年期障害を防ぐ
脂肪の合成を抑制
ほうれん草より吸収力の高い鉄分も魅力

概要
中国革命の父、孫文が「大豆は畑の肉、されど害なし」、と言ったという大豆。エネルギーのうちタンパク質の占める割合が大き、動物性タンパク質のとり過ぎが問題になっている今、良質の植物性タンパク質の供給源として脚光を浴びています。
  特に注目すべき成分は大豆の中に含まれている「大豆サポニン」。これまでの研究で、大豆サポニンには@動脈硬化を促進する過酸化脂質かできるのを防ぐA肝機能を保護するB血中の中性脂肪コレステロールを排除するC腸管からのブドウ糖の吸収を抑え、たまった脂肪の分解を促進する(肥満の防止)効果かあるといわれています。
また、コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸に富み、食物繊維も多く含まれていいます。レシチンという脂質は、血管に付いたコレステロールを掃除し、脂肪肝になるのを抑え、脳の栄養としてボケを防ぐといわれています。ビタミンEも多く、老化やガン、更年期障害の原因にもなる過酸化物質による害をなくします、カリウムが多くすナトリウムがほとんとないため、高血圧をはじめ成人病の予防にも適しています、ほうれん草の鉄分よりも吸収されやすい鉄分も含んでいます。
効能

高脂血症、滋養強壮、肥満予防、動脈硬、疲労回復、貧血予防、風邪に強くなる、骨歯の発育・強化、血栓予防、魅力的な目をつくる、美しい肌・髪を保つ

成分

大豆サポニン、レシチン、ビタミンE、鉄分などを含む。

10月〜1月頃

この食材を使ったレシピ
■なめこ豆腐
水でサッと洗ったあさり、2pの長さに切ったミツ葉を用意する。鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを入れて煮立て、8等分にした豆腐と、洗ったなめこ、あさりを入れて煮る。豆腐が温まったらミツ葉を散らす。
スパイシーカレー豆腐
@硬めに水切りした豆腐は8等分にする。水で戻しそぎ切りにした干ししいたけと、3cmの長さに切ったねぎを用意する。しょうがとにんにくは薄切りにする。
Aしょうがとにんにくを油で炒め、香りが出てきたら、干ししいたけ、ねぎを加えて炒め、豆腐を加えてさらに炒め、しょうゆで味付けをする。豆腐が色づいたらカレールーを加え、5分ほど煮てできあがり。
プラス情報

+納豆、ねぎ
発酵食品である納豆に白ねぎをプラスすると、吸収力と栄養価が高まる。また、ねぎには発汗、解熱作用がある。
●メニュー例
納豆を包丁でたたき、ねり梅、白ねぎとしょうがのみじん切りを混ぜ合わせ、油抜きした油揚げに詰め、楊枝で止める。これを網で焼き、あつあつをしょうがじょうゆで食べる。

+豆腐、しそ
胃腸を正常化し、血行を促進し、肥満を改善する。 >
●メニュー例
水切りをした豆腐を8切りにし、小麦粉を付けてから、170度の油でからりと揚げる。器に揚げた豆腐を盛り付け、すりおろしたやまいも、薄切りにしたみょうが、せん切りにしたしそ、しょうが、長ねぎをのせ、かけつゆをかけて食べる。

+こうや豆腐、れんこん
こうや豆腐はタンパク質を50%も含み、大豆製品の中でカルシウムも多い食品。れんこんと組み合わせると、血液が増加し、強壮作用か高まり、神経のイライラを鎮める。
●メニュー例
れんこんはすりおろし、だし汁、しょうゆ、酒で味付けをする。こうや豆腐をだし汁、砂糖、酒、しょうゆで煮、その上にれんこんのすりおろしをかける。

知得情報
牛肉のタンパク質を食べさせたねずみをプールに放つと、15分で参るが、大豆のタンパク質を食べさせだねずみは、45分間も泳ぎ続けることができたという。
大豆の加工食品の中での大豆サポニンの含有量のランキングをあげると、@湯葉Aこうや豆腐B納豆C味噌D豆乳、E豆腐Fおからの順になる。
大豆は加工食品を食べると効果か高い。例えぱ、煮豆ではタンパク質が62%しか体内に吸収されないが、納豆となると、なんと90%近くも吸収される。
監修:東洋医学未病対策研究協会
Copyright (C) 2005 Active Club. All Right Reserved.