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ALP

■ALP(alkaline phosphatase):アリカリフォスファターゼ
基準値
ALP  成人110〜360 IU/l  
何がわかるか
ALPはリン酸化合物を分解する酵素で、身体のほとんどすべての臓器や組織に含まれているフォスファターゼのなかでPH=10前後のアルカリ性側で最も働きやすい酵素ということで名がっいた。
ちなみにPH=5前後の酸性側で最も働きやすい酵素をACP(酸性フォスファターゼ)と言う。
血清中のALPは肝臓や骨、骨盤、小腸から流出したものが胆汁中に排泄される。
っまり、ALPの流出経路(肝〜十二指腸〜胆汁中)の異常を知ることができる。
異常値を示す主な疾患
肝疾患、胆道疾患、べ一チェット病、骨軟化症、悪性腫瘍、くる病、甲状腺機能充進症
肝疾患、胆道疾患、べ一チェット病、骨軟化症、悪性腫瘍、くる病、甲状腺機能充進症、前立線肥大、甲状腺機能低下症
その他
・胆石がある患者は胆菅が狭くなり、ALPが血液中にあふれ高値の場合がある。
・食事後、特に脂質に富む食事の後はALPが上昇する。
・骨形成が盛んな時にALPは上昇する。つまり、妊娠(7〜8ヶ月以降)、乳児期、思春期、骨折治療期等が考えられる。
監修:東洋医学未病対策研究協会
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