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■GOT(glutamic oxaloacentic transaminase)
グルタル酸・オキザロ酢酸・トランスアミナーゼ
■GPT(glutamic pyruvic transaminase)
グルタル酸・ビルビン酸・トランスアミナーゼ |
| GOT 10-40
lu/l GPT |
GPT 5-45 lu/l |
| 何がわかるか |
| ＧＯＴもＧＰＴもアミノ酸が代謝するときの酵素の一つで、（グルタミン酸とオキザロ酢酸をほかの物質α-ケトグルタル酸とアラニンに変えるのに必要な控訴がPLP-Pであり、グルタミン酸とビルビン酸をホカの物質、α-ケトグルタル酸とアスパラギン酸に変えるのに必要な酵素がGPTである）体の栄養であるアミノ酸をつくる働きをしている。いつも--作られて--壊れる--を繰り返しているので血液中にある程度の量は存在する。しかし、通常臓器内に多量に存在しているので多量にGOT,GPTが血液中に存在する場合は臓器の損傷が考えられる。 |
<GOT、GPTの臓器分布>
GOT：心筋、肝臓、骨格筋、腎臓、膵臓、脾臓、血清
GPT：肝臓、腎臓、心筋、骨格筋、膵臓、脾臓、血清
※GOTは心筋に一番多く含有され、肝臓、骨格筋、腎臓の3臓器はほぼ同量と考えられている。
※GPTは肝臓に一番多く含有され、次に腎臓に多いが肝臓に存在する量の1/3程度しか存在しない。その他の臓器は肝臓、腎臓に存在する量より非常に少ないのでGPTは肝特異性が高いと考えられている。 |
| 異常値を示す主な疾患 |
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急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝ガン、劇症肝炎、心筋梗塞 |
| 急性肝炎 |
GOT,GPTともに上昇1000以上で重症
(初期GOT＞GPT,次いでGPT>GOT,治癒GOT＞GPT) |
| 慢性肝炎 |
GOT,GPTが100ぐらいで安定：それほど心配なし
(GOT＜GPTが多い)200以上"：仕事を減らすなどの休養
300以上"：入院を要す |
| 肝硬変 |
GOT＞GPT |
| 肝ガン |
GOT＞GPT大きな差 |
| 脂肪肝→ |
アルコール性脂肪肝GOT＞GPT
過栄養性脂肪肝GOT＜GPTの傾向あり |
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| その他 |
乳幼児〜思春期まではや高値、男性＞女性の傾向あり。
飲酒や運動(筋肉重労働)後など一過性に上昇する場合がある。
GOTは溶血により軽度上昇する場合がある。 |
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