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■西洋医学が考える健康

健康とは一定の状態を保っていること
体の具合が悪いと感じるのは、どんなときでしょうか。熱がでる、下痢をする、吐き気がするというように、いつもと違う症状があるときに感じるはずです。

「平熱」という言葉が表すように、西洋医学では、いつも一定の状態であることが健康であり、そうでない場合は病気であると考えられています。一定の枠からはみ出したら、どこがどのようにはみ出しているのかを検査し、もとの枠に納めるための治療を行います。この「恒常性」の考え方が西洋医学の基本です。

検査数値に現れないものは把握できない
西洋医学が考えるように、人間の体の中は一定に保たれるようなしくみになっており、これをベースに、体温だけでなく、血糖値やコレステロール値などの正常値が設けられ、この基準値で健康かそうでないかを判断するというわけです。

わかりやすい、納得のいく考え方といえるでしょう。これなら自覚症状がなくても、検査値で病気を発見することができます。  しかし、逆に自覚症状を感じても、検査数値に異常が見られない場合は、きちんとした治療を受けられないということになります。数値に現れないものは把握しにくいから、個人差や年齢差に対応する考慮も難しくなります。

西洋医学では、いつも一定の状態であることが「健康」であり、その枠からはみ出ると病気だと考えます。
監修:東洋医学未病対策研究協会
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